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関東準硬式レディースが「第3回オンライン女子野球フェスタ」で高校生にPR

 2022年に発足した準硬式の女子チーム、関東準硬式レディースが6月17日に行われた「KIREDAS presents 第3回オンライン女子野球フェスタ」(一社・野球まなびラボ主催)に参加。学童から社会人まで9チームが集うオンラインイベントで、チームの魅力をPRした。

 横浜国立大の女子マネージャー千葉愛澄さん(3年)は「このチームは女子マネージャー兼選手もおり、普段は男子に混ざって練習しています。現在は初心者を含めて10人の選手が活動していて、いろいろな大学から選手が集まった連合チームのようなイメージです。昨年は『栃木さくらカップ2022』に出場しました」と説明。準硬式野球の競技性や、資格試験と両立したり、野球選手への憧れを実現させる女子選手がいることなども紹介した。

 大学準硬式野球は関東連盟に所属している約3000人の学生のうち、女子はマネージャーを含めて約300人登録している。関東では66大学で女子選手を受け入れており、千葉さんは「入った大学に女子野球部がなくて野球を諦めてしまった人に、ぜひ準硬式野球を知って欲しい。いまは関東に1チームしかないので、各地区に準硬女子チームが増えて欲しい」と話した。

 高校野球の女子野球部は年々増加し、昨夏の選手権は史上最多の49チームが参加したが、高校卒業後の受け皿がまだ少ない点が課題になっている。千葉さんは今回のプレゼンで「大学準硬式で女子野球にミライを創る!」をテーマに掲げ、連盟を代表して女子選手の受け入れを積極的に行っていくことを表明した。チームは11月の「第3回栃木さくらカップ2023」(栃木)の出場も予定している。(編集部)

関東準硬式レディースが初参加した「KIREDAS presents第3回 オンライン女子野球フェスタ」(一社・野球まなびラボ主催)

昨年8月に「第2回栃木さくらカップ」に12人で参加した関東準硬式レディースのメンバー

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