清瀬杯第55回全日本大学選抜準硬式野球大会が９月１日、石川県立野球場で開幕した。各地区の予選会トーナメントを勝ち上がってきた16チームが凌ぎを削る。
優勝筆頭候補の神奈川大は、最速１４０キロ左腕の中川海（４年＝市立橘）と最速１３９キロ右腕の近野歩飛（３年＝市立橘）のWエースが優勝のカギを握る。
今大会注目したい投手は、２人の“６年生ピッチャー”、群馬大・竹内奎人（６年＝静岡）と山形大医学部・金原広汰（６年＝仙台一）だ。
竹内は最速１４７キロの本格右腕。侍ジャパンU-15も経験し、高校では３年春にセンバツ出場。長いイニングを投げ切るスタミナも掛け持ち、大会では完封勝利に期待がかかる。
金原は最速１４６キロで不動の１番バッターとしても活躍する二刀流。春季リーグ戦では投手としてベストナインを獲得しチームを12年ぶりの全国大会へ導いた。
竹内と金原はともに医学部で「文武両道」を第一線で極め続ける。野球も勉強も１００%、両立できる準硬式野球の環境と彼らの日々の努力によって大学でも技術とフィジカルを共にレベルアップしてきた。
決勝戦は５日10：00から石川県立野球場にてPB予定。熱戦の模様は、一球速報で全試合速報。また全日本大学準硬式野球連盟のInstagram、X（旧Twitter）でも試合結果を公開予定。
【出場校 全16校】
■北海道地区代表 １校
・札幌大学
■東北地区代表 １校
・山形大学医学部
■関東地区代表 ４校
・群馬大学
・神奈川大学
・国士舘大学世田谷
・関東学院大学
■東海地区代表 ２校
・日本福祉大学
・名古屋商科大学
■北信越地区代表 １校
・金沢星稜大学
■関西地区代表 ３校
・大阪教育大学
・関西大学人間健康学部
・花園大学
■中国地区代表 １校
・山口大学
■四国地区代表 １校
・香川大学
■九州地区代表 ２校
・西南学院大学
・久留米大学
