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146キロ右腕や東日本選抜の主砲など逸材揃う 東北No.1を決めるリーグ戦が8日開幕

 東北の準硬式がアツい!大学準硬式東北No.1を決める、「令和5年度東北地区大学準硬式野球春季リーグ戦(1部、2部)」が4月8日(土)に開幕する。大会は、仙台市民球場、東北学院大学笠神球場、河南球場、涌谷スタジアムの4会場で5月20日(土)まで開催される。(雨天などにより順延の可能性あり)
 1部リーグは2試合制で、順位は勝率により決定。2部リーグは1試合制で、順位は1部リーグ同様、勝率で決定。2部リーグの1位は、1部リーグ6位と入れ替え戦を1試合行い、勝てば1部昇格となる。1部リーグの優勝チームは、8月に大阪府で行われる全日本選手権の出場権が得られる。
 昨秋のリーグ戦で優勝した山形大医学部の初戦は、大会初日(4月8日)の第1試合(10:00開始)で昨秋1部リーグに昇格した東北工業大学と対戦する。昨秋リーグ戦優勝の立役者となった金原広汰(新6年=仙台第一)は、最速146キロの本格右腕。「このリーグ戦を通して支えてくれた両親、また指導者の方々等、野球を通じて関わることのできた全ての方々に良い報告をしたい。まだまだこのチームメイトと試合がしたいので、優勝目指して全力で腕を振ります。」と、今春にかける気持ちは強い。

今年で6年目を迎える金原。投球テクニックや球速など着実にレベルアップを遂げている。

 昨秋リーグ戦の優勝決定戦で山大医に敗れた東北学院大は、主将の嶋田友(新4年=浦和学院)を中心に王座奪還を狙う。仙台大・大原健我(新4年=柴田)は、昨夏の全日本選手権でホームランを放つなど、長打力に期待がかかる。東北大・神部虎太郎(新3年=仙台第三)は、広角に打ち分ける打力と勝負強さが光る。新チームの主将として国立大の快進撃を狙う。嶋田、大原、神部は、昨年の東西対抗日本一決定戦甲子園大会で東日本選抜に選出されるなど、実力と実績は十分。

 今大会は、全試合入場無料で熱戦の様子を一球速報で配信。大会日程、最新情報は東北地区大学準硬式野球連盟のSNSをチェック!

(文/編集部)