JUNKOWEB

中央大が13年ぶりの連覇。立教大を下し大学準硬式日本一

 大学準硬式野球の日本一を決める「文部科学大臣杯 第77回全日本大学準硬式野球選手権大会」は24日、北海道・札幌市の円山球場で決勝戦が行われ、中央大学が立教大学を5-2で下し、2年連続14回目の優勝を果たした。
 中央大は4回表、相野七音内野手(4年=花巻東)の左前打をきっかけに好機を作ると、守備の乱れも絡み先制。続く大森燦外野手(2年=山梨学院)が右越えの三塁打を放ち、この回3点を奪って主導権を握った。
 さらに5回には長野凪斗内野手(1年=東海大甲府)、吉井愛斗外野手(3年=中越)が適時打。序盤から試合を決定づける5得点を挙げ、王者の貫禄を見せつけた。
投げては、先発の三浦凌輔投手(3年=能代松陽)が6回4安打無失点の力投。中継ぎの葛西陸(1年=花巻東)、西岡汐輔(4年=佐賀商)と継投し、8回途中から大山北斗投手(4年=興南)が登板。最速152キロ右腕が最後は見逃し三振で締め勝ち切った。

4回裏、右越え三塁打で2点を追加した大森燦(2年=山梨学院)は、2023年センバツ優勝レギュラーだ

立教大は69年ぶりの決勝進出

 決勝で敗れた立教大も8回に反撃。代打・日野創太内野手(3年=國學院栃木)が初球を中越えに運ぶ2点打で一矢報いたが、あと一歩及ばなかった。69年ぶりの決勝進出で躍進を遂げた。
 大会を通して激戦区を勝ち抜いてきた中央大は、中京大、明治大、国士舘大、同志社大、立教大と、歴戦の強豪と対戦。過酷なトーナメントを制した。
 試合後、主将の相野選手は「中京大学さんから始まって、明治大、国士館大、同志社大、そして立教さんという、本当に強いチームとやれたからこそ、自分たちはここまで成長することができました」。
 今回の連覇は、中央大にとって13年ぶり4度目の快挙。大会77年の歴史では中京大(1966~69年)の4連覇が最長記録。来年は中央大初の3連覇がかかる。

保護者と一体となって戦う中央大準硬式野球部。14回の選手権優勝は全国最多

約1万人がプレー。11月は甲子園大会が開催

 今大会は全国265チームを勝ち抜いた24校が参加。約1万人が所属する大学準硬式野球は、硬式と軟式の中間に位置する競技で、昨年から低反発バットを使用。安全性と迫力あるプレーの両立が特徴。文武両道を最優先とし、女子選手や医歯薬系の学生も多く参加している。今年11月21日には全国から選抜された50選手による第4回全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦が、阪神甲子園球場で開催される。

(文/樫本ゆき)