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愛媛大学・小田(明石北)の活躍で四国3連覇。好守と粘りを発揮

 4月12日から5月6日にかけて、四国地区春季大会が開催され、愛媛大学が頂点に立った。最終戦で徳島大学医学部に6-0で勝利。昨夏から続く四国地区大会3連覇を達成し、8月に石川県で開催される文部科学大臣杯第78回全日本大学準硬式野球選手権大会への出場権を獲得した。

 また、2部首位の香川大学は、1部2位の徳島文理大学との清瀬杯決定戦に臨み、14-6、7-5で連勝。1部昇格を決めるとともに、清瀬杯第58回全日本大学選抜準硬式野球大会への出場権を手にした。

熱戦ハイライト

第2戦 愛媛大学VS松山大学
松山大  200 020 000 | 4
愛媛大  001 000 003 | 4

 今大会最大の山場となったのが秋季大会決勝戦と同カードとなった愛媛大学ー松山大学の試合。松山大学は1回、3番片上侑大(3年=松山商)の適時打などで2点を先制。さらに5回にはエラーの間に2点を追加し、試合の主導権を握った。
 愛媛大学は3回、9番の主将小田翔平(3年=明石北)の左中間を破る本塁打で1点を返すことに成功したものの相手先発の石井崇琥 (年=川之江)の前になかなか流れを手繰り寄せられない。
 4−1となって迎えた最終回、1死から代打の梅林総司(2年=松山南)のヒットで出塁。相手の失策と四球で2死満塁とし、この試合最大のチャンスを迎える。打席に向かうのは1番岩田結希(4年=橿原)。フルカウントから投じられた6球目、岩田が捉えた打球はライトの頭を超える値千金の同点適時三塁打となった。そのまま勝ち越しとはならなかったものの、貴重な引き分けとなった。
  投げてはエース小松大起(3年=国泰寺)が本調子ではないながらも9回137球完投の気迫の投球。チームの最終回の攻撃への流れを手繰り寄せた。松山大学も、先発の石井崇琥(3年=川之江)が9回121球完投と奮闘したが、最後のアウト一つが遠かった。愛媛大学の底力を存分に見せつけられた一戦であった。

熱戦ハイライト

第5戦 愛媛大学VS徳島大学医学部
徳島大医 000 000 000| 0
愛媛大    012 300 00✕ | 6
 最終戦は愛媛大学の攻守両面での強さを見せつけられた一戦となった。2回、5番の柿本大摂(2年=国泰寺)のセンターを超える三塁打でチャンスを作ると、1死三塁となり迎えたのは今大会初スタメンの7番池永修(3年=松山西)。2球目を迷わず振りぬくと、レフトの前に落ちる先制適時打となる。その後は3回に2点、4回に3点を加え6点のリードを奪うことに成功する。その後もこのリードを守り抜き、春季大会最終戦を勝利で飾った。
  投げては先発の分石一輝(3年=浜田)が5回を2安打無失点の快投で試合を作り、その後を継いだ岩田結希(4年=橿原)が完璧な投球で流れをつなぐ。最後はエース小松大起(3年=国泰寺)がピンチを招くも、堂々たる投球。無失点リレーで試合を締めくくった。敗れた徳島大学医学部はチャンスを作りはしたもののあと一本が出なかった。

 四国の頂点に立った愛媛大学が全国の強豪相手にどこまで戦い抜くことができるのか。四国王者としての誇りを胸に、選手たちは全日の舞台で勝利を掴むための準備を重ねている。石川の地で繰り広げられる熱戦の中で、愛媛大学の戦いぶりに期待が集まる。

文・愛媛大学 井手虎徹(3年=県立松山西中等教育学校)、愛媛大学 勝本羽菜(3年=県立姫路南)