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台湾で木製バットの強打者と対峙!準硬JAPANが硬式球で4戦全勝。台湾で野球文化と交流を体感した2日間

「2025台日大学友好親善野球大会」で台湾に遠征中の全日本大学準硬式野球連盟(JBA)は16日から2日間、台湾の大学野球硬式野球チーム4校と試合を行い、4戦全勝で試合を終えました。今大会は硬式球、バットは相手校が木製、全日本が低反発(金属)バットを使用しました。木製とは思えぬパワーあふれる打撃と、身体能力の高さがわかる軽快な守備、走塁に刺激を受ける中、日本代表は高校野球で培ったチームプレーを武器に勝利を収めました。野球の技術を学び合うとともに、嘉義市棒球場、高雄市立徳棒球場に息づく野球文化の深さ、そして過去の日本との関わりを想像する2日間(4試合)となりました。

▽戦績

16日・嘉義市立棒球場
①〇7-5国立嘉義大学
②〇11ー6私立中華科技大学

17日・高雄市立徳棒球場
③〇12-2私立台鋼科技大学
④〇8-2私立崑山科技大学


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開幕投手を務めた中央大・三浦凌(3年=能代松陽)

①VS国立嘉義大学

嘉儀大 000005000=5
全日本 03040000✕=7

[日]三浦凌、原田、宮本、竹村ー岡部

二塁打=相野

[評]2回裏、山口、三ツ田(記録は遊失)の3連打で無死二、三塁とし、岩井が初球を左前に運び先制。4回裏にも1番相野が左翼への特大フェンス直撃弾で2点を追加するなど、7ー0とリードを広げた。しかし6回表。3番手の宮本がつかまり5安打5失点。一時は2点差にされたが、ここまで。立ち直った宮本は2イニング目を完璧に抑えると、4番手の竹村が2回3K無失点に抑えて第1戦を7-5で勝ち切った。吉本監督は「普段の公式戦でやらないミスが出るほど選手たちは緊張していたと思うが、カバーし合って勝利できた。送りバントのサインは2回だけ出しました」と勝利を喜びました。

先制の左越え打を打った中央大・岩井(4年=東海大菅生)

②VS中華科技大学
全日本 020440001=11
中華科 100302000=6 
[日]升田、谷本、三浦隼、新保ー日野
二塁打=長森、米倉2、富永、相野

[評]1回裏、1番打者にランニングHRで先制を許したが、2回に長森の遊安、岩田の犠打安打など機動力を生かして逆転。中盤も長短打を絡めて8点を追加し加点した。相手の3番打者が広角に長打を打ちわけ強打を発揮したが、投手陣が一発を警戒。4番手の新保は右飛に抑え反撃を許さなかった。俊足の7番長森は4安打2盗塁3得点と大活躍。機動力と走塁を生かした戦術の逆転勝利だった

 

第2戦で4安打した金沢医科大の長森(5年=福岡大大濠)
③VS台鋼科技大学
全日本 10060320✕=12
台鋼科 0001100  =2
(7回コールド)
[日]三浦隼、宮本、谷本、原田ー日野
二塁打=三ッ田、角木

[評]4回打者一巡の猛攻で6点を奪いコールド勝ちした。4番三ツ田が先制中前打、左越え二塁打、右越打で3安打5打点の活躍。2番米倉も1安打4四球と全出塁し好機を広げた。先発の三浦隼は3回被安打12奪三振無失点で試合を作った。通訳も兼任する台湾出身の王は今大会初安打。2死満塁から、右安打で1打点し勢いをつけた。台湾プロ野球・台鋼ホークス系列の名門に12安打し圧勝した。

ヘッドスライディングでホームインする国士館大・三ッ田(4年=福井商)
④VS崑山科技大学
全日本 030030002=8
崑山科 000020000=2
[日]竹村、升田、新保、三浦凌ー岡部
本塁打=山口(2ラン)
二塁打=佐藤、村田

[評]2回、1死満塁からボークで先制したあと1番相野が中前二塁打で2点。5回に先頭の佐藤の左越え二塁打をきっかけに2四球と鈴木、下村の適時打で3点を追加した。先発の左腕竹村が内角を攻めて3回無安打3奪三振無失点。4投手で強打の相手を抑えた。9回に村田が右中間へ二塁打を打つと、4番山口が100mの右翼席に飛び込む2ランでダメ押し。4戦全勝で交流戦を締めくくった。

唯一の左腕、専修大の竹村(4年=星稜)のスライダーは世界でも有効だった

9回にダメ押しの右越え2ランを放った中央大・山口(3年=大崎)

JUNKOin台湾!シリコンバンドを腕にはめ、友好の集合記念撮影


(取材・文/樫本ゆき)