全国大会常連の強豪として知られる東北学院大準硬式野球部は、6日から新入生を交えた練習を開始した。宮城県の高校野球で名を馳せた実力者など11名が入部した。
注目は、190センチ右腕の千葉桜太投手(聖和学園)。昨夏の宮城県大会を制し、甲子園に出場した聖和学園のエースだ。最速140km/h超の伸びのあるストレートと鋭い変化球を武器に、甲子園でも堂々としたピッチングを見せた。「自分の特徴や個性を生かしてチームに貢献し、日本一を目指して頑張りたい」と新たな挑戦に向けて意欲を燃やしている。
また、昨夏県4強・仙台商業のアンダースロー右腕、大友光晴投手も入部。緻密な制球力と安定感のある投球が持ち味。「高校時代に届かなかった全国大会で打たせてとるピッチングでチームに貢献したい」と語る。
同じく仙台商業からは、俊足巧打の熊坂勇星外野手も入部。昨夏の宮城大会準決勝の聖和学園戦では重要な場面で適時三塁打を放つなど勝負強さが光った。「自分の持ち味である守備力とつなぐバッティングでチームに貢献します」と意欲を見せる。
東北地区の春季リーグ戦は4月5日(土)に開幕。初戦は笠神球場にて東北大と対決。注目の新戦力の活躍に期待が高まる。
<東北学院大学の初戦>
4月5日(土)9:00試合開始@東北学院大学笠神球場
VS 東北大学
<東北学院大学準硬式野球部 2025年新入生一覧>
【投手】
千葉 桜太(聖和学園)
大友 光晴(仙台商業)
大槻 晄太郎(仙台城南)
赤間 洸太(東北学院)
【捕手】
一條 洸太(利府)
小川 惺(聖和学園)
【内野手】
利根川 英駿(仙台育英)
佐々木 康介(仙台商業)
【外野手】
佐藤 柊真(仙台城南)
熊坂 勇星(仙台商業)
佐藤 悠堵(宮城工業)
(文:編集部)