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全関東が無敗の3連勝!全日本・須田(北海学園大)が1号2ラン/豪州遠征レポート

 準硬式豪州遠征は25日、前日と同じく豪・アデレードダイヤモンドスポーツスタジアムで2試合を行った。全関東VSアデレードジャイアンツ傘下・ネクストジェネレーション(以下AG)6-3で全関東が勝利。2戦目は全日本VS AGで全日本が11-0と圧勝した。午後からは全関東の選手団がアデレード大学を訪問し、大学内の施設見学や大学生との交流を深めた。全日本1勝1敗、全関東3勝0敗、AG0勝3敗。
*試合球は守備の際を準硬式球、攻撃の際は硬式球を使うチェンジボール制。

■全関東が5投手の継投策で逆転勝ち
▽第3戦(25日・豪アデレードダイヤモンドスポーツスタジアム)
全関東 1000113=6
AG   0210000=3

全関東:稲野辺、渡邊、丸嶌、〇大澤、近藤―東、大竹、川田
三塁打=内海 二塁打=半田、吉野剛、川田

[戦評]24日の午後に続いて2度目の対戦となったAGと全関東の一戦。全関東は初回、東海新(東海大3年=平塚学園)の右前適時打で1点を先制する。2回、3回に先発の稲野辺元太(東海大2年=東海大相模)が3点を奪われ逆転を許すが、その後は渡邊駿太(関東学院大1年=横浜青陵)らによる巧みな継投で後半戦に望みをつなぐ。そして6回、鈴木歩夢(法政大3年=明星)の安打で同点に追いつくと、7回に二塁打で出塁した吉野剛史(立教大3年=蕨)が生還し逆転。6-3で接戦を制した全関東が、見事3連勝を飾った。

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試合前、選手と交流する山崎大翔(中央大3年=花巻東)、東海新(東海大3=平塚学園)、久保嶋真也(早稲田大2年=桐蔭学園)

3失点されたが先発起用に応えようと力投した稲野辺元太(東海大2年=東海大相模)

4番手で登板し、好リリーフを見せた大澤龍登(早稲田大2年=星野)

5回に左中間へ三塁打を放った内海雄太(国士舘大世田谷3年=東亜学園)

指名打者と捕手として出場した大竹一成(関東学院大3年=前橋育英)

7回、右前二塁打で出塁し、決勝のホームを踏んだ吉野剛史(立教大3年=蕨)

■北海学園大・須田が1号2ラン
▽第4戦(25日・豪アデレードダイヤモンドスタジアム)
全日本 1011710=11
AG  0000000=0

全日本:〇足立、石井、藤中、今村―細川、森
本塁打=須田、二塁打=中島健、真鍋2、細川、岩﨑

[戦評]全日本はAGとの初めての対戦。初回、中島健輔(日本大3年=日大鶴ケ丘)の二塁打を皮切りに1点を先制すると、5回に須田翔(北星学園大3年=札幌国際)の2点本塁打などで一挙7点を奪うなど、6回までに大量11得点。投手陣も、足立丈(日本大1年=日大豊山)、石井竜弥(中央大3年=浦和学院)らによる完封リレーで、11―0の完勝。見事に投打が噛み合った。

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伸びのある直球を投げ込み打者11人から4三振を奪った今村一心(福岡大3年=佐賀北)

打者3人を無安打3三振とパーフェクトに抑えた藤中壮太(法政大2年=鳴門)

6回にダメ押しとなる左翼犠飛を打った藤田櫻(愛知学院大4年=聖隷クリストファー)

本職のサードではなく、ショートを守った中島秀馬(日本大4年=日大二)

両チーム通じて1号となる左越え2ランを放った須田翔(北星学園大3年=札幌国際)

2番手で2回を被安打2、2奪三振、無四死球と完ぺきに抑えた石井竜弥(中央大3年=浦和学院)

2安打2盗塁と、1番打者の仕事を見事に体現した向久保怜央(同志社大3年=花巻東)

(文/東京大4年・鈴木陸太=東海)

 

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